2018.03.27.16:35.305
【2018年新発売】植物由来成分98%以上使った市販シャンプー「モイスト ダイアン ボヌール モイストリラックス シャンプー」

今回は、2018年に発売となった最新のダイアンシリーズ「モイストダイアン ボヌール モイストリラックスシャンプー」の成分を解析してみたいと思います。
前回解析した「モイストダイアン ボヌール ダメージリペアシャンプー」は「市販シャンプーとして非常におすすめできる」という解析結果となりましたが「モイストリラックス」も同じような成分構成となっているのでしょうか。
早速、詳しい成分を解析してみましょう。
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「ダイアンボヌール モイストリラックス シャンプー」の成分解析

マイルドな洗浄力で優しく洗うシャンプー。軋みも少なく保湿力重視な印象。まとまりを重視したい人や髪の長い人におすすめ。
"さっぱり系+保湿系"洗浄成分で優しい洗い上がり
まず最初は洗浄成分から説明していくのですが、配合されている成分はもう一つ発売された「モイストダイアン ボヌール ダメージリペアシャンプー」とほとんど変わらないため、駆け足で説明していきます。
メインは洗浄力の高い「スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na」。髪と頭皮の汚れをしっかりと落とす洗浄力があります。
その次は「コカミドプロピルベタイン」。刺激性緩和や保湿などシャンプーを優しくするために必須の成分。
その後はアミノ酸洗浄成分の「ココイルメチルタウリンNa」と洗浄補助成分の「コカミドメチルMEA」。
そして、今回の目玉成分となる「ルガン油ポリグリセリル-6エステルズ」「ババス油ポリグリセリル-6エステルズ」「オリーブ油PEG-7カルボン酸Na」の3種類。
これらはコンディショニング効果が高い洗浄成分で髪の保湿やダメージ補修に効果があります。
その後にもアミノ酸洗浄成分の「ココイルグルタミン酸TEA」「ラウロイルメチルアラニンNa」が続きますが、配合量は少なめなのでおまけ程度の効果です。
とここまでは、「モイストダイアン ボヌール ダメージリペアシャンプー」と変わらないので詳しくは「ダメージリペア」をご覧ください。
で、今回大きく違ってくるのはそれぞれの「成分配合量」にあります。
メーカーは洗浄成分の配合量までは公開していないため、どのくらい配合量に違いがあるのかは不明ですが、実際に2つのシャンプーを使ってみた感想からすると洗浄成分の配合量にかなりの違いがあると思われます。
前回紹介した「モイストダイアン ボヌール ダメージリペアシャンプー」は、メインとなる「スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na」が多く配合されていると思われ、頭皮と髪の汚れをしっかりと落とすことができます。
そのため、「洗髪後の髪が軋みやすく、洗浄力の高い仕上がり」という解説にしています。
それに対して「モイストリラックス」は、保湿力とコンディショニング効果の高い仕上がりとなっているため「コカミドプロピルベタイン」の配合量が多くなっていると思われます。
どちらが良いというわけではありませんが、汗をかきやすい春夏は「ダメージリペアシャンプー」、乾燥しやすい秋冬は「モイストリラックス シャンプー」、といった使い分けをすると良いかもしれません。
ただ、髪の長い人は、髪が軋むと大変なので軋みの少ない「モイストリラックス シャンプー」がおすすめですね。
12種類のオイル成分とエンドウタンパクで髪のダメージを補修
「モイスト ダイアン ボヌール モイストリラックス シャンプー」には、12種類に天然オイルとダメージ補修効果のある「加水分解エンドウタンパク」が配合されています。
オイル成分は、主に髪と頭皮の保湿、アミノ酸補給、アンチエイジング、コンディショニング効果など、髪や頭皮に良い効果があります。
その他にも抗菌、抗炎症効果などもあるため、頭皮の痒みが気になっている人にもおすすめです。
「モイストダイアン ボヌール ダメージリペアシャンプー」にも12種類のオイル成分が配合されていますが種類が異なります。
天然香料を使った「ホワイトフローラルの香り」
「ダメージリペアシャンプー」がローズの香りであるのに対して、「モイストリラックスシャンプー」はネロリ精油を中心とした「ホワイトフローラルの香り」。
ネロリ精油はミカン科のビターオレンジから採取することができるオイルのことで、非常に高いリラックス効果があります。
香りの表現は難しいのですが、一般的な言い方で説明すると「フローラル系」に属します。
ただ、「モイストリラックスシャンプー」に配合されている香りはネロリ単体ではなく、複数の天然香料が組み合わせてあるため"やや甘め"の香りに仕上がっています。
ブロー後に香りが残ることはありませんが、甘い香り苦手な人は、ドラッグストアなどに置いてあるサンプルで確認した方がいいですね。
ちなみに、「ダメージリペアシャンプー」に使われているローズの香りは抜群に良いので確認無しでも万人受けすると思います。
市販シャンプーの中ではトップクラスの保湿系シャンプー
「モイスト ダイアン ボヌール モイストリラックス シャンプー」の成分を詳しく解析してみましたがいかがだったでしょうか。
「ダメージリペアシャンプー」の時にも同じように解説しましたが、現在市販されているシャンプーの中ではトップクラスにおすすめできるシャンプーです。
特に「モイストリラックス」は、合成ポリマーなどをほとんど配合していないにも関わらず、軋みなどを感じにくい仕上がりとなっているので、天然成分にこだわったシャンプーを求めている人にもおすすめできます。
従来のダイアンシャンプーよりもやや価格は上がりますが、とてもクオリティの高いシャンプーに仕上がっているので興味のある人は是非使ってみてください。
商品名 | モイスト ダイアン ボヌール モイストリラックス シャンプー |
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メーカー | モイスト・ダイアン |
内容量 | 500ml |
タイプ | ノンシリコン |
成分 | 水、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、コカミドメチルMEA、アルガン油ポリグリセリル-6エステルズ、ババス油ポリグリセリル-6エステルズ、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンNa、コパイフェラオフィシナリス樹脂、ブラジルナッツノキ種子油、プルーン種子エキス、ペンタクレスラマクロロバ種子油、カリオカルブラジリエンセ果実油、クダモノトケイソウ種子油、オオミテングヤシ果実油、クランベアビシニカ種子油、オリーブ果実油、ハチミツ、加水分解エンドウタンパク、水添アルガニアスピノサ核油、プラトニアインシグニス種子脂、テオブロマグランジフロルム種子脂、アルガニアスピノサ核油、リンゴ果実培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、ブドウ果実細胞エキス、γ-ドコサラクトン、セバシン酸ジエチル、イソマルト、ポリクオタニウム-10、塩化Na、PEG-2コカミン、キサンタンガム、ラウラミドDEA、ラウリルベタイン、ジステアリン酸PEG-150、ポリソルベート20、レシチン、グリセリン、クエン酸、水酸化Na、トコフェロール、グルコン酸Na、安息香酸Na、DPG、フェノキシエタノール、香料 |